キャンプ子供は何歳から?よくある質問とキャンプのルール

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そろそろ子どもと一緒にキャンプに行きたいけれど、『何歳からキャンプに行ける?』『何に気をつけたら良い?』など、私自身がよく友達から聞かれる質問や、キャンプに行く前に気をつけて欲しいことなどについてまとめました。お子さんのキャンプデビューを考えているキャンプ初心者さんは必見です!

子どもは何歳からキャンプに連れて行って良い?

キャンプ場の規約に記載されていなければ、何歳〜とは特に決められていません。

うちの家族での初めてキャンプは、息子が年長になった年の5月でした。ケガや迷子になるなどのトラブルもなくとっても楽しいキャンプだったので、2回、3回と3年経った今でも家族でキャンプを楽しんでいます。

一般的にはキャンプに行き始めるのは3歳ごろとされていますが、お子さんの性格や成長度合いもそれぞれで、ママとしては悩むところだと思うので、私が思う気になるポイントを5つ挙げておきます。5つのポイントをクリアしていれば、親子でキャンプを楽しめるのではないでしょうか。

夜泣きがない、イヤイヤ期ではない

子どもが泣いていると、不安になったり不快に感じる人がいます。

特にキャンプ場での夜間はクワイエットタイムやサイレントタイムといって、22時ごろから翌朝7時頃までは明かりを消して静かにしましょうという時間があります。(キャンプ場によって時間帯が変わる場合あり)クワイエットタイムに大きな音を立てるのはマナー違反になり、あまりにもうるさく子どもが泣いているのはトラブルの元になりかねません。

テントは自宅に比べると音が外に聞こえやすく、夜のキャンプ場内は静かですので、少しの音でも気になってしまいます。お子さんが泣いてしまうかもと不安な方は、テント同士が近くになりやすいフリーサイトではなく、他の人と少し離れたサイトを選ぶと良いです。

一人で歩ける

山の中にあるキャンプ場は、坂が多かったり、木の根っこが張り出していたり、石がゴロゴロしている所があり、お子さんが転んで怪我をする危険性があります。誰か大人がついて見ていないとケガをしないか不安です。

お子さんがよちよち歩きの場合は、見通しが良く、フラットに整地されたキャンプ場がおすすめです。

フラットで小さなお子さん連れにおすすめのキャンプ場
大人の言うことが理解できる

キャンプでは、刃物や火を使うことが有り、小さいお子さんがいると危険なこともあります。

お子さんが触らないで行かないで待ってての3つができるようになっていると安心です。

刃物や火を使わずにキャンプすることも可能です。自宅で野菜は切っておく、電源のあるサイトにして焚き火はやめてIHの調理器具を使う、子どもの手の届かない高さでカセットコンロで調理するなど、お子さんの年齢や性格によって、ご飯のメニューや調理道具を変えたりして対策しましょう。

長時間屋外で行動できる体力がある

キャンプ中は屋外にいる時間が長く、慣れない作業があったり、気温の変化など自宅にいるより疲れやすく不便なこともあります。それによって子どもがイライラしてしまうと、親もイライラしてきてキャンプが楽しめなくなります。

家族で気持ちよくキャンプを楽しむ為に、子どもの体力面も考えておきましょう。疲れたらすぐ寝られるよう、まずは子どもが安心できるお昼寝スペースを確保しておくと良いです。うちではポップアップテントを秘密基地と呼んで、子どもの好きなものを詰め込んで、子どもだけのスペースにしていました。息子も「ここから入ってこないでね」と自分空間を楽しんでいました。

子どもが落ち着くスペースに加えて、子どもが気分を切り替えられるものがあると便利です(落ち着くぬいぐるみや毛布、おやつ、シャボン玉など)。

暑い、寒いが伝えられる

キャンプ場は高地にあることが多く、朝晩は冷え込みます。急な温度変化があるので、お子さんが体調不良にならない為にも「暑い」「寒い」が言えると助かります。

暑い時は熱中症対策、寒い時は防寒対策をしっかりしてキャンプに臨みましょう。初めてのキャンプでは特に多めの着替えや防寒グッズがあると安心です。

初めてキャンプには、山間部より街中にあるアクセスの良い場所がおすすめです。標高が低い場所の方が朝晩の気温差が少なく、服装も管理しやすいです。


以上の5つをチェックしてみて、「うちの子まだキャンプには早いかな」という場合には、バンガローやコテージ、ロッジ、グランピングなどに変更するのもありだと思います。

施設によって多少違いはありますが、バンガロー→ロッジ→コテージの順で豪華になっていくと思って下さい(金額も)。空調やキッチン、シャワーやお風呂などの設備が変わってきます。

子どもとキャンプするのにおすすめの季節は?

キャンプ初心者におすすめの季節は過ごしやすい気温の春と秋です。

それぞれの季節のメリットとデメリットを挙げていきます。

春キャンプ(3~5月) 暖かくなってきて初心者におすすめ 

メリット
気温がちょうどよく過ごしやすい
花見をしながらキャンプができる
虫が少ない
デメリット
予約が取りにくい
夜はまだ寒い
花粉シーズンは花粉症の人にとって辛い

夏キャンプ(6~8月) 熱中症、虫除け対策が必要。初心者には不向き。

メリット
夜は比較的涼しくなって過ごしやすい
日が落ちるのが遅い
川や海など水遊びが楽しめる
花火が楽しめる
汗をかいた後のビールが美味しい
カブトムシなどの虫取りができる
蛍が見られる(福岡では6月中旬頃)

 

デメリット
特に小さい子供は熱中症の危険がある
熱帯夜だと寝苦しい
蚊に刺されるので虫除け対策をしないといけない

秋(9月~11月) 初心者におすすめ

メリット
過ごしやすい気温
虫や花粉が少ない
紅葉がきれい
夜は肌寒く、焚き火をするのにちょうど良い
デメリット
9月〜10月ごろは台風に注意
朝晩の冷え込みで防寒対策が必要

 

冬 (12月~2月) 上級者向け

メリット
人が少ないので静かに過ごせる
空気がすんでいて、夜景や星が綺麗
焚き火で暖まれる
デメリット
寒いのでしっかりとした防寒対策が必要
1月2月は特に上級者向けのテントや寝袋が必要

 

子どもとキャンプを始める時に注意すること

キャンプ場によって禁止されていることが違います。ホームページや施設内で自分でしっかりと確認しましょう。

どのキャンプ場でも守っておいたほうが良い基本マナー

チェックイン、チェックアウトの時間厳守

早すぎても遅すぎてもキャンプ場の方に迷惑をかけてしまうことがあります。夜間はスタッフが帰ってしまうキャンプ場もあるので、せっかく予約したのにチェックイン受付ができないとなるとキャンプが楽しめなくなってしまいます。チェックアウトが遅れてしまうと次に来る方を待たせてしまうことになるかもしれません。初めてキャンプは片付けにどのくらい時間がかかるかもわからないと思うので早めに撤収作業を開始しましょう。

キャンプ場内の車移動は徐行運転で

キャンプ場内では横断歩道や信号はなく、テンションが上がった子どもがいつ飛び出してくるかもわかりません。周囲に気をつけながら、徐行運転で。芝生管理や事故防止、騒音防止のために走行場所や走行できる時間帯が決まっているキャンプ場もありますので確認してください。

大声で騒がない

子どもはどうしても楽しくなると大声になりがちです。注意する大人の声もついつい大声にならないように注意しましょう。

大人はお酒を飲んで声が大きくなるも注意です。

他の人のエリアに入らない

たとえそこをを通るのが自分のサイトやトイレへの近道でも、他の人のサイト内を横切ったりするのはNGです。他の区画との仕切りがないフリーサイトでも近隣のテントに不用意に近付かないようにしましょう。

他のサイト内にペグを打つのもマナー違反です。スペースが狭く、どうしてもとなりのサイトにはみ出してしまう場合などは一声かけて許可をもらってください。

ボール遊びは周囲の迷惑にならないように

ボールが他の方のサイト内に入ってしまう、他の方の車に当たってしまうとなると不快な思いをさせてしまうことになります。キャンプ場内でのボール遊びが禁止されていないかを確認して、決められた場所がある場合はキャンプ場の決まりに従ってください。

周りの車や子どもの飛び出しなど、安全にはとくに注意をしましょう。

シャボン玉をする時はテントから離れる

テントやキャンプ道具を大切にしているキャンパーさんはたくさんいます。そんなキャンパーさんは、大切なテントやキャンプ道具にシャボン玉がつくのを嫌がります。

食事中も近くでシャボン玉をされると良い気分ではありません。シャボン玉の飛んでいく風向きにも注意しましょう。

音楽や音の出るおもちゃの音量に注意

キャンプに来ている時は、自然の音を満喫したいという方も多いです。ゲームやスマホの音量には十分気をつけましょう。スピーカーなどの音楽機器が禁止のところもありますので確認してください。

私の体験談なのですが、早朝に近くのテントの方の話し声やアラーム音で目が覚めることがあります。日の出の写真が撮りたい、雲海が見たいなどの理由で早起きすることもあるでしょうが、自分が寝ている時に、他の人の話し声やアラーム音で目が覚めると不快です。テントは外に音が漏れやすく、外からの音も聞こえやすいので朝は特に気を配って欲しいです。

焚き火、花火など火の始末に気をつける

直火禁止のキャンプ場は多いです。直火禁止のキャンプ場では焚き火シートを使ってください。焚き火でゴミを燃やすのも臭いや有害物質が出たりするので危険です。

火のついた炭や花火を放置しないようにしましょう。サッと水をかけても内部で火が燻っていることがあります。もしも火災が起きると、取り返しのつかないことになります。きちんと消火できているか確認して、火気の取り扱いには十分注意してください。

キャンプ場はきれいに使う

炊事場で残飯や油をそのまま流したりするとつまりの原因になってしまいます。トイレやシャワー室などもきれいな方が使うときに気持ちがいいです。

みんなが良い気分でキャンプができるように、来た時よりも美しくを心がけてきれいに使いましょう。

ゴミの始末はきちんとする

キャンプ場にゴミ捨て場や指定のゴミ袋が売られていない限り、ゴミは自分で持ち帰るキャンプ場が多いです。分別するものも地域によって違っていたりします。

キャンプ場についたらまずゴミの始末はどうするか確認しておきましょう。

壊れてしまった道具をそのままにして帰る方もいるそうです。

次に使う方にもキャンプ場にも迷惑がかかります。

ゴミは分別し、サイト内にも忘れ物が無いようにしましょう。

消灯時間は守る

サイレントタイム、クワイエットタイムと言われる、明かりを決して静かにする時間帯があります。キャンプ場にもよりますが、だいたい22時から翌朝7時頃までです。話し声だけでなく車のドアの開閉音やアラームなどもみんなが寝静まっている時間帯には特に気になり、トラブルの元になります。必要な荷物は全て車から出しておき、車の開け閉めはしなくていいように細心の注意を払ってください。

他の人、他のテントを照らさない

夜間帯にどうしてもトイレに行きたくなって、懐中電灯などで夜道を照らしながら歩くこともあると思います。出来るだけ足元だけを照らしましょう。歩いている人の顔をいきなり照らすのは失礼ですし、照らされたほうは不快です。他のテントを光を照らすとテント内が明るくなり、中で寝ている人の目が覚めてしまうかもしれません。特にお子さんがライトを持つと楽しくなって振り回して遊んだりします。他の人や他の人のテントに光が当たらないようにしましょう。

他の人の持ち物を勝手に触らない、勝手に写真を取らない

こだわりのキャンプ道具を褒められて嬉しいというキャンパーもいますが、テントは家同様です。

知らない人にテントの中までジロジロ見られるといい気分ではありません。

まずは挨拶から。

一人でゆっくり楽しみたい方、共通の趣味(キャンプ)の話をしたい方などいろいろです。

お声かけして許可をもらってから私物について見たり触ったりしてください。

まとめ

参考になりましたでしょうか。

たくさんルールがありますが、みんなが気持ちよくきれいに安全にキャンプが使えるように守っているルールです。

迷惑キャンパーが増えて、無料から有料になったキャンプ場もあります。

マナーに気をつけていないと他の方や管理人さんとトラブルになってしまう可能性もあります。

きちんとルールを守って、キャンプ場や他のキャンパーさんたちに迷惑をかけないようにしましょう。

みんなが不快にならないか。少し考えてみるだけでより良い、思い出のはじめてキャンプになると思います。

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